あなたの国にはあまねくオリブの木があるであろう。しかし、あなたはその油を身に塗ることができないであろう。その実がみな落ちてしまうからである。
オリーブの木はどこにでもありますが、実が熟さないうちに落ちてしまうので、体に塗るほどのオリーブ油さえ採れません。
オリーブの木があなたの領地の至るところにあっても、実は落ちてしまい、体に塗る油は採れない。
すなわち人の心を喜ばすぶどう酒、 その顔をつややかにする油、 人の心を強くするパンなどである。
あなたはわたしの敵の前で、わたしの前に宴を設け、 わたしのこうべに油をそそがれる。 わたしの杯はあふれます。
主はあなたを、かつては『良い実のなる美しい青々としたオリブの木』と呼ばれたが、激しい暴風のとどろきと共に、主はそれに火をかけ、その枝を焼き払われるのである。
あなたは種をまいても、刈ることがなく、 オリブの実を踏んでも、その身に油を塗ることがなく、 ぶどうを踏んでも、その酒を飲むことがない。